天然皮革のバッグ、財布、靴、ベルト――レザー小物は時代を問わず、シーズンを問わず、実用からファッションまで幅広く活躍し、独特の存在感を発揮する。そんなレザーグッズを素材(=革)から深く掘り下げ、そこに関わるタンナー(革なめしと加工の工場)、レザー製品の職人、ブランド、メンテナンスのプロらの取材をもとに、革の魅力を徹底的に解き明かす、1冊まるごと革モノ本の第3弾!


ひと口に「革」と言っても、レザーにはさまざまな種類がある。牛、豚、馬、鹿など動物の革。ワニ、ヘビ、トカゲなどの爬虫類。サメ、エイなど海の生き物――きめ細かな肌、毛穴に特徴のあるもの、規則正しく並ぶウロコ、美しい斑模様。革の表情は生き物によって千差万別だ。動物の種類だけではない。革は、加工技術や仕上げによってもさまざまな表情を見せてくれる。染色、型押し、シュリンク、ヌバックなど基本的な加工はもちろん、最先端の技術によって革の可能性は無限に引き出される。この特集では、各ブランドが独自に開発した加工法に迫り、それらが織り成すオリジナルレザーの魅力を紹介する。「これって本当に牛革?」「これもレザーなの?」と驚愕の技が続出。自然が生んだ素材の美に、人間の技がさらなる色と輝きを与える!


春、新生活のスタートにふさわしいレザー小物を40ページで一挙に紹介! 財布、バッグ、カードケース、ベルト、靴――欲しいモノが必ずみつかる、最旬のマストバイ・カタログ!


バッグや財布に使われるレザーと言えば牛や馬などが主流だが、個性的で華やかなイメージを演出するのはなんと言ってもエキゾチックレザーだ。クロコダイル、パイソン(ヘビ)、リザード(トカゲ)、ガルーシャ(エイ)など、宝石のように輝くウロコや斑を活かしたバッグや小物は、持つだけでゴージャスでリッチな雰囲気を醸し出す。この特集ではクロコ、ヘビ、ガルーシャなどを巧みに使ったレザー製品の紹介から、「難しい」と言われる爬虫類レザーのメンテナンス方法まで、エキゾチックレザーの魅力と実用に迫る。


●「モノ・ショップ」スペシャル企画5連発!(JAM HOME MADE&CODY SANDERSONスペシャルコラボSTART!/HIS-FACTORY ポストマン・バッグ/GRANTオリジナル・ウォレット/ビンテージフライトジャケットA-2カスタムバッグ/R&Dコードバン専用ブラシ付きレザーケアキット)
●後藤恵一郎氏が提案する新たなバッグの形　●レッド・ウィング2013春夏の短靴ラインナップ　●日本が誇るシューメーカー「ヒロカワ製靴」社長の靴　●SAMANTHA KINGZ　ハイスペックなビジネスバッグ　●池之端銀革店の肌身離さず「ポケットバッグ」●5000年前の革靴を履いた男　●働く革(理容師の道具「革砥」/和太鼓の革/総革張りのバーバーチェア/インディアンの皮舟)　●すみだ～浅草～カチクラ「東京・革のまち散歩」ほか。